ネパールトレッキング Mardi Himal(Pitam Deurali-Forest camp) ④

2019年12月29日

トレッキング2日目の朝は素晴らしい幕開けでした。
部屋の前からはこちらの贅沢な眺め。
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7:00に部屋の前までDawaさんが持ってきてくれたモーニングティーをいただきながら日の出もばっちり拝ませていただきました。
部屋の正面に広がる絶景の全体像はこんな感じです。
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お日様が出てくるとヒマラヤの峰々が徐々にピンク色に染まります。
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そして山容にはマチャプチャレのような大きな特徴はありませんが存在感があり、楽しませてくれるアンナプルナサウス
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至福の贅沢です。
部屋の前からこの絶景が見れるので準備を整えながら時々眺め~
そして7:30にはダイイングで朝食でした。
いつもであれば、朝食はKarmaさんがみそ汁とお粥を準備してくれるのですが、今回は比較的標高に無理のないトレッキングであることに加え、3年前に実は私はお粥があまり好きではない、と告白したのを覚えてくれていて、今回の朝食でお粥が出てくることはありませんでした。
みそ汁はスープ代わりです。

朝食後出発前、ロッジ前広場から青空の下で。
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このタルチョーと呼ばれるお経が書かれた5色の旗が彩を添え、尚素晴らしい景色の場所でした。
8:40頃名残惜しくも出発。
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ここから先は人が生活する村はなく山道となります。
この日は森の中を歩くことが多く、ほとんどヒマラヤは見えませんでした。
しかし冬とは思えない苔類も多い緑豊かな森です。
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チンチョウゲのようなこちらのお花、名前はわかりませんが香りもチンチョウゲに似ていてとってもいい香りでした。
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近年のMaldi Himalトレッキングルートの人気と開発の進みを受けてこの日の登山道はより歩きやすい新ルートが開発され、今シーズン秋にオープンになったようでした。
今回はその新ルートを通ってのトレッキングとなりました。
新ルート沿いには新しいロッジがたくさん建設中でした。
旧道を知らないので比較はできませんが、道は整備されていてとても歩きやすかったです。
道中にはお茶休憩ができるような営業小屋もまだないので、このような露天営業の休憩処がありました。
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担いでこられたと思われる貴重なお水で入れてもらったドゥッチャをいただき一休み後再び進みます。
このコースは基本的に尾根筋を歩くので見晴らしのいい場所からは対岸のランドルン、ガンドルンなどの棚田の広がる村も眺めながら、のんびり進みます。
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そして歩き進んで出発から4時間程の12:30過ぎ、この日の目的地Forest campに到着しました。
この日の宿泊ロッジです。
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日中は日当たりもよくきれいにお花も飾られ、気持ちの良いロッジでした。
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部屋の中はシンプルですが個室でしっかり雨風が防げる壁があって言うことありません。
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そして間もなくランチ。
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チャーハンとビーンズにフライドポテト。
歩いた後なのでなおさら美味しいランチでした。
午後から歩く時間も十分にありますし、まだそれ程標高も高くないので高度順応でゆっくりする必要もなさそうですが、確実に営業小屋が何軒かあって、となるとこのルートでの2泊目はここでされる方が多いようです。
今回は10月以降一切山歩きができていなかった私にとってはちょうどいいリハビリでした。

ただ、名前の通り残念ながら林の中で前日のような絶景は望めません。
少し上にSunrise lodgeと書かれた小屋が見えたので散歩に出かけましたが、日の出は見えそうですがそれ以外の眺めは…
下に見える建物の右側が我々が宿泊したロッジです。
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と言うことで午後は日向ぼっこ。
日本では考えられない贅沢な休日です。

日向ぼっこをしていると、ロッジの奥さんが一人で洗濯や掃除…と一人で忙しく働いているのに、旦那っぽい人は近所の人とカードゲーム?飲んだくれ状態?な様子で、ネパールの山のロッジでよく見かけるこの風景を見ると、まだまだ世界に遅れているな~と思うのであります。
えっ??どこも一緒かな??
とは言え、人のことはあまり言えない私達。
午後はだらだらしていただけですがありがたくもじっとしていても美味しい食事が目の前に出てきます。
モモ、チョウメン(焼きそば)、ナスの炒め物
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因みに、モモやチョウメンはロッジのメニューにも載っていますが、ナスの付け合わせはKarmaさんがカトマンズから持ってきてくれて独自に調理してくれたもので、そのおかげでバランスよくお食事をいただけるという、本当に手厚くサービスしていただいております。

夕食後はロッジの仕事とご自分のお食事も終えた奥さんも薪を入れたストーブに暖まりに来られたので、少し話しかけてみました。
ここでもわかるネパール語が限られているからこそ、たまに通じるとお互い喜びも倍増です。
とは言っても通じているかどうかもわからないことも多く、それでもこうしてコミュニケーションをとろうとする努力が楽しいのですよね。

そんな中、横を見るとKarmaさんが日本語の勉強中。
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彼が見ている本は私が2001年にトレッキングに持ってきていたネパール語-日本語辞典をプレゼントしたもので、彼はこれを持ち歩いてわからない言葉を勉強しているとのこと。
もう20年近く前の話で、実は私はこの辞書がどこに行っちゃったのかな、なんて思っていたくらいですっかり忘れていたのですが、中を見せてもらうと調べた言葉に印がついていて、大事に活用してもらっていることにちょっと感動しました。

さて、エベレスト方面での燃料はヤク、ゾッキョ(水牛とヤクの掛け合わせ)の糞便を乾燥させてものを使用しているのに対して、ここアンナプルナエリアではそのような動物は殆ど飼育されていないのもあり、薪が使用されています。
とは言っても近場の森から拾ったり伐採したりしている様子なので、今後のこのルートの人気と開発の進みで森がどうなるのかやや心配に感じるところもあります。
ロッジではストーブがあるのはダイニングだけで、部屋に帰るともうシュラフを被って寝るしかないのですが、燃料ももったいないので20時頃には寝支度に入ることが多いという生活になります。
11年前にABCをトレッキングした際には客が2人ではそのストーブすらつけてもらえないこともありましたが、これも致し方ないですね。

この日も日本ではまだ晩御飯も食べているかどうかと言った時間に寝支度をしに部屋に戻りました。
外に出ると空には満点の星。
そして、谷向こうのガンドルンの夜景が見えたことが印象的でした。
ネパールの山の中でもインフラが整ってきていることは、複雑な思いもありますがいいことですね。

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