能郷白山(2010.06.05)
昨年から2度ほど一緒に近場のハイキングを行っている会社の仲間と、今回はしっかり歩く山に行こう、と計画が持ち上がり、岐阜県にある能郷白山へ行くことになりました。
今回の参加者は5名。
隣駅に住んでいるM山さんの車に同乗させてもらうことになり、早朝の出発でありましたがかなり楽をさせてもらいました。
朝5:45、隣の駅で拾ってもらい、残りの3人との集合場所草津SAへ。
予定の7:00よりも早く合流し、大垣ICから 桜で有名だという薄墨温泉を目指し、能郷白山登山口へ向かいます。
途中道を間違えて少し時間がかかってしまったものの、家から4時間余りで登山口に到着ました。
山頂までのアクセスが短い、福井側の登山口の温見峠方面へは岐阜側から国道157号線で行けることになっていますが、実際は通行止めになっていて今は福井側からしか入れないようでした。
また、私の持っていた本に記載されている登山口は私有地の林道を通るようで、現在はゲートから先は一般車通行止めで登山口まではコンクリートの林道を4km弱歩くことになっているようです。
K田さんが、事前にこの事実に気づいてくれたので余分に最低1時間半はかかるという心構えができていて良かったです。
ゲートの前には既に十数台の車が停まっていて、手前の広くなった所に車を停めました。
天気予報は終日晴れ。
本当にいいお天気です。
こちらのゲート脇を通って出発!
晴天の新緑の中、自然のものではありませんが
こんな涼しげな滝を見たり、
タニウツギのピンク色の花が咲き乱れる中登山口まで歩きます。
このタニウツギの花が満開で本当に見事でした。
そして緩やかに登るこの林道を歩き登山口まで1時間弱かかってしまいました。
いよいよ登山開始です。
しかし、いきなりの長距離のコンクリート歩きは疲れました。
こちらが今回の登山道の案内板です。
山頂まで標高710mのこの登山口から1617mの山頂まで標高差900m、5km弱の道のりです。
一般的なコースタイムはここからの往復で約6時間。
既に10:40なのですが、せっかく来たのですから行くしかありませんね。
この小川を渡るといよいよ本格的な山歩きです。
しかもいきなりかなり傾斜のきつい登りです。
登る時はただただ必死でしたが、下山時に”よくこんなところ登って来たな”と皆自分で自分を褒めていました。
30分で標高200mを登り更に15分登って、また登山口の標識のある場所にやって来ました。
視界が開けてやる気が出ます。
どうやら昔はここまで林道が通じていたようで、一応かなり荒れた林道がありました。
最初の道標から約40分。更に260m標高を上げたようです。
既に登るべき標高差の約半分を登ったことになりますが、距離は1/3程度ですからいかに最初の傾斜がきついかが想像できますね。
更に200m弱、約40分かかりました。
ここまで、本当にきつかったです。
ありがたいことなのですがとってもいいお天気で気温も上がっていますし、下山まで飲み水がもつかしら、と心配になるような状態でした。
お花が多い山、と期待した割にはこの辛い登りの途中には花もほとんど咲いておらず、気を紛らわすこともできません。
学生時代に野鳥観察のサークル活動をしていたというM山さんに鳴き声から鳥の種類を教えてもらうことを唯一の楽しみに登りますが、姿が見えない鳥の名前はなかなか覚えられず…
一番よく鳴いていたウグイス、ホトトギス以外に、カッコウ、コルリ、センダイムシクイ等の名前を教えてもらいましたが、初めて聞いた名前の鳥は結局鳴き声と名前が一致するに至りませんでした。
これまではありがたい樹林帯の屋根の下を歩いていましたが、このあたりから木々が低くなり視界が広がります。
そして、ぼちぼちと足元やら目の前にお花が姿を現せ始めました。
足元にはマイヅルソウ
名前と姿を一致させるのが難しい黄色い花(笑)
ツツジも見事です。
振り返ると
視界良好で、車で通って来た谷間の集落が見えています。
そしてこちらはこれからまだ登る前山への道。
見えている一番高い場所が前山でその先からはなだらかな傾斜になると信じて頑張ります。
そして、どこにも前山の表示がなかったのですがこの辺りが前山だったのでしょう。
正面に目指す能郷白山のピークがようやく見えてきました。
13:00ちょうどにここを通過。
あと標高200m弱です。
先に歩いていた2人が日陰の場所で待っていたのでピークの手前でランチタイムとしました。
早朝から行動していたので、さすがにそろそろエネルギー切れです。
ほとんどの登山者とは、下山途中の状態でこの辺りですれ違うことになり、皆”今から登るの?"と言った眼差しで見つめます。
そして、ここから一旦下って、登り返し、下山時も最後に少し登り返さなければいけない分がかなり辛いようなことを行って通り過ぎて行きます。
お昼御飯の時点でこの日かなり辛そうだったK田さんがそれを聞いて、ここで待とうか、皆と行こうかと真剣に悩んでしまいました。
でも車だし、日も長いし行けるところまで行こう、と言うことで再び歩き始めます。
イワカガミなんかも咲くようになり快調に下り、そして前方を見上げます。
あの稜線に立っている小屋のようなもののある辺りがピーク近くなのでしょう。
こうしてみるとかなりの標高差に感じます。
でも確実に頂上に近づいています。13:50通過。
一気に近づきました。
かなりの傾斜に見えますね。
ところが、歩いてみると意外とみるみる近づいて行きます。
おまけに辛いことを忘れさせてくれるご褒美が現れ始めました。
生まれて初めて見たザゼンソウ。
見たことのない、ミズバショウ風の葉があったので葉を除けてみるとお花が隠れていました!
夏のアルプスではいつも咲いた後の実しか見ることのないサンカヨウの花。
そして、なんと6月だというのにカタクリが咲いていました。
この山にザゼンソウやカタクリがあるのは知っていましたが、まさか今回見れるとは!
ラッキーです。
そうこうして興奮しながら歩いているとあっという間に頂上近くまでやって来ました。
そして、頂上付近は更にすごくて、
ザゼンソウも出たてで葉が邪魔しないものがタケノコのようにニョキニョキと生えています。
これぞザゼンソウ!
そして・・・
なんと、カタクリの群落ではありませんか!
太陽の光に花弁が透けて美しいです~
もうすぐ終わりかな、と言う感じで少し花弁が開き気味のものが多かったですが、本当にこの花は芸術的ですよね。
こんな群落で見たのは初めてなのでかなり感激です。
地味なお花ではありますが、ショウジョウバカマもきれいに咲いていました。
ご飯を食べて元気になったK田さんも、諦めずに登って来て良かった、と感激です。
ホント、あそこまで頑張ってこれを見ないで帰るなんてもったいなすぎですね。
後ろでは”見事やな~、ザゼンソウにカタクリに、こんなにみんな咲いているの初めてや~、絶景やな~。こんな時にカメラを持ってこないバカは誰や~、俺やけど…”と大きな独り言を言っているおじさんが居て笑えましたが、その気持ち、ホント理解できますね。
そして山頂へ。
山頂到着14:20。
ランチスポットから写真撮って寄り道しまくって50分でした。
意外と早く到着で来て驚きでした。
この山頂からは加賀の白山や御嶽山、更には北アルプスも臨めるということだったので期待していたのですが
そちらの方面雲が上がってきてしまい、残念ながらそれらの山の絶景は見ることができませんでした。
14:40、下山を開始し、一気に下りました。
途中振り返って最後に能郷白山を臨みます。
そして・・・
ここからは一気に急な傾斜の続く樹林帯に突入。
そして最後に小石のゴロツク急傾斜を下り、長いコンクリートの林道を歩き、17:30、無事下山しました。
朝とは違いすっかり日も傾きましたが、まだ明るいうちに下ってこれてやれやれです。
薄墨温泉に入ってさっぱりしてから帰路へと向かいました。
日帰りと言うものの、距離的にも景色的にも中味の詰まった一日でした。
今回の参加者は5名。
隣駅に住んでいるM山さんの車に同乗させてもらうことになり、早朝の出発でありましたがかなり楽をさせてもらいました。
朝5:45、隣の駅で拾ってもらい、残りの3人との集合場所草津SAへ。
予定の7:00よりも早く合流し、大垣ICから 桜で有名だという薄墨温泉を目指し、能郷白山登山口へ向かいます。
途中道を間違えて少し時間がかかってしまったものの、家から4時間余りで登山口に到着ました。
山頂までのアクセスが短い、福井側の登山口の温見峠方面へは岐阜側から国道157号線で行けることになっていますが、実際は通行止めになっていて今は福井側からしか入れないようでした。
また、私の持っていた本に記載されている登山口は私有地の林道を通るようで、現在はゲートから先は一般車通行止めで登山口まではコンクリートの林道を4km弱歩くことになっているようです。
K田さんが、事前にこの事実に気づいてくれたので余分に最低1時間半はかかるという心構えができていて良かったです。
ゲートの前には既に十数台の車が停まっていて、手前の広くなった所に車を停めました。
天気予報は終日晴れ。
本当にいいお天気です。
こちらのゲート脇を通って出発!
晴天の新緑の中、自然のものではありませんが
こんな涼しげな滝を見たり、
タニウツギのピンク色の花が咲き乱れる中登山口まで歩きます。
このタニウツギの花が満開で本当に見事でした。
そして緩やかに登るこの林道を歩き登山口まで1時間弱かかってしまいました。
いよいよ登山開始です。
しかし、いきなりの長距離のコンクリート歩きは疲れました。
こちらが今回の登山道の案内板です。
山頂まで標高710mのこの登山口から1617mの山頂まで標高差900m、5km弱の道のりです。
一般的なコースタイムはここからの往復で約6時間。
既に10:40なのですが、せっかく来たのですから行くしかありませんね。
この小川を渡るといよいよ本格的な山歩きです。
しかもいきなりかなり傾斜のきつい登りです。
登る時はただただ必死でしたが、下山時に”よくこんなところ登って来たな”と皆自分で自分を褒めていました。
30分で標高200mを登り更に15分登って、また登山口の標識のある場所にやって来ました。
視界が開けてやる気が出ます。
どうやら昔はここまで林道が通じていたようで、一応かなり荒れた林道がありました。
最初の道標から約40分。更に260m標高を上げたようです。
既に登るべき標高差の約半分を登ったことになりますが、距離は1/3程度ですからいかに最初の傾斜がきついかが想像できますね。
更に200m弱、約40分かかりました。
ここまで、本当にきつかったです。
ありがたいことなのですがとってもいいお天気で気温も上がっていますし、下山まで飲み水がもつかしら、と心配になるような状態でした。
お花が多い山、と期待した割にはこの辛い登りの途中には花もほとんど咲いておらず、気を紛らわすこともできません。
学生時代に野鳥観察のサークル活動をしていたというM山さんに鳴き声から鳥の種類を教えてもらうことを唯一の楽しみに登りますが、姿が見えない鳥の名前はなかなか覚えられず…
一番よく鳴いていたウグイス、ホトトギス以外に、カッコウ、コルリ、センダイムシクイ等の名前を教えてもらいましたが、初めて聞いた名前の鳥は結局鳴き声と名前が一致するに至りませんでした。
これまではありがたい樹林帯の屋根の下を歩いていましたが、このあたりから木々が低くなり視界が広がります。
そして、ぼちぼちと足元やら目の前にお花が姿を現せ始めました。
足元にはマイヅルソウ
名前と姿を一致させるのが難しい黄色い花(笑)
ツツジも見事です。
振り返ると
視界良好で、車で通って来た谷間の集落が見えています。
そしてこちらはこれからまだ登る前山への道。
見えている一番高い場所が前山でその先からはなだらかな傾斜になると信じて頑張ります。
そして、どこにも前山の表示がなかったのですがこの辺りが前山だったのでしょう。
正面に目指す能郷白山のピークがようやく見えてきました。
13:00ちょうどにここを通過。
あと標高200m弱です。
先に歩いていた2人が日陰の場所で待っていたのでピークの手前でランチタイムとしました。
早朝から行動していたので、さすがにそろそろエネルギー切れです。
ほとんどの登山者とは、下山途中の状態でこの辺りですれ違うことになり、皆”今から登るの?"と言った眼差しで見つめます。
そして、ここから一旦下って、登り返し、下山時も最後に少し登り返さなければいけない分がかなり辛いようなことを行って通り過ぎて行きます。
お昼御飯の時点でこの日かなり辛そうだったK田さんがそれを聞いて、ここで待とうか、皆と行こうかと真剣に悩んでしまいました。
でも車だし、日も長いし行けるところまで行こう、と言うことで再び歩き始めます。
イワカガミなんかも咲くようになり快調に下り、そして前方を見上げます。
あの稜線に立っている小屋のようなもののある辺りがピーク近くなのでしょう。
こうしてみるとかなりの標高差に感じます。
でも確実に頂上に近づいています。13:50通過。
一気に近づきました。
かなりの傾斜に見えますね。
ところが、歩いてみると意外とみるみる近づいて行きます。
おまけに辛いことを忘れさせてくれるご褒美が現れ始めました。
生まれて初めて見たザゼンソウ。
見たことのない、ミズバショウ風の葉があったので葉を除けてみるとお花が隠れていました!
夏のアルプスではいつも咲いた後の実しか見ることのないサンカヨウの花。
そして、なんと6月だというのにカタクリが咲いていました。
この山にザゼンソウやカタクリがあるのは知っていましたが、まさか今回見れるとは!
ラッキーです。
そうこうして興奮しながら歩いているとあっという間に頂上近くまでやって来ました。
そして、頂上付近は更にすごくて、
ザゼンソウも出たてで葉が邪魔しないものがタケノコのようにニョキニョキと生えています。
これぞザゼンソウ!
そして・・・
なんと、カタクリの群落ではありませんか!
太陽の光に花弁が透けて美しいです~
もうすぐ終わりかな、と言う感じで少し花弁が開き気味のものが多かったですが、本当にこの花は芸術的ですよね。
こんな群落で見たのは初めてなのでかなり感激です。
地味なお花ではありますが、ショウジョウバカマもきれいに咲いていました。
ご飯を食べて元気になったK田さんも、諦めずに登って来て良かった、と感激です。
ホント、あそこまで頑張ってこれを見ないで帰るなんてもったいなすぎですね。
後ろでは”見事やな~、ザゼンソウにカタクリに、こんなにみんな咲いているの初めてや~、絶景やな~。こんな時にカメラを持ってこないバカは誰や~、俺やけど…”と大きな独り言を言っているおじさんが居て笑えましたが、その気持ち、ホント理解できますね。
そして山頂へ。
山頂到着14:20。
ランチスポットから写真撮って寄り道しまくって50分でした。
意外と早く到着で来て驚きでした。
この山頂からは加賀の白山や御嶽山、更には北アルプスも臨めるということだったので期待していたのですが
そちらの方面雲が上がってきてしまい、残念ながらそれらの山の絶景は見ることができませんでした。
14:40、下山を開始し、一気に下りました。
途中振り返って最後に能郷白山を臨みます。
そして・・・
ここからは一気に急な傾斜の続く樹林帯に突入。
そして最後に小石のゴロツク急傾斜を下り、長いコンクリートの林道を歩き、17:30、無事下山しました。
朝とは違いすっかり日も傾きましたが、まだ明るいうちに下ってこれてやれやれです。
薄墨温泉に入ってさっぱりしてから帰路へと向かいました。
日帰りと言うものの、距離的にも景色的にも中味の詰まった一日でした。









































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